2008.06.23
見つめあうたび エロイザ・ジェームズ
見つめあうたび エロイザ・ジェームズ ライムブックス
拍手を下さった方ありがとうございました。実は間違えて押しちゃったのだとしても内緒にしておいてくださいw
エセックス4姉妹シリーズの第2弾ですが、日本で出版されたのはこちらが先。今こうして改めて読み直すと、1作目のネタばれがあちこちに・・・。順番通り出してほしいと思うのは、そんなに贅沢なことですか・・・。
ヒロインはスコットランドンの貧乏子爵の次女。馬狂いで、ギャンブル好きの父親は妻亡き後、家計も4人の娘たちの事も顧みずしたい放題だった。ヒロインはそんな父親を尻目に家計を管理し、どうにか暮らしを成り立たせてきた。父親が亡くなった後、4姉妹に持参金として残されたのは4頭の馬のみだった。ヒロインはそんな貧乏暮らしにうんざりして、自らの美貌を十分に活用して必ずや裕福なイングランド貴族と結婚してみせると心に誓っていた。
最近花嫁を求めてロンドンに着たばかりのスコットランドの伯爵・ヒーローはパーティで見かけたヒロインに心惹かれるが、彼を同郷の貧乏貴族と踏んだヒロインは彼の誘いを断る。しかしヒロインの妹で夫に先立たれたばかりで自暴自棄に陥っているイモジェンのせいで、ヒーローとヒロインの間にスキャンダルが起こり、二人は結婚せざるを得なくなる。
とりあえずイモジェンが鬱陶しかったことをまず書いておきます。しゃべるな、動くな、何もしてくれるなといいたい。他の姉妹と後見人に迷惑ばかりかけて悲劇のヒロイン気取り・・・。次回作ではヒロインですが、どうなることやら。レイフにしっかり〆てほしい。でも・・・無理そうwこの作品だけだと、レイフは後見人らしい年寄りってイメージでしたね。実際はこの作品のヒーロー・ユアンを除けば、ヒーローたちは皆大学の同期ということですね。
ヒロインは貧乏から抜け出すべく、花婿探しに精を出しています。私は貧乏でガッツ溢るるヒロインが好きなので、物欲主義でもぜんぜんかまわないですね。だってそんな生活してたら貧乏はいやだって思って当然だし、女性に金を稼ぐ手段があまりない以上お金持ちを探すの当然かと。むしろこうしたリージェンシーもののヒーローで金目当ての女性を軽蔑するヒーローを見ると、あほかこいつと思ってしまうwある意味現代的な考えですよね、金目当てって。昔はある程度の地位がある人たちの結婚にはそういうことを考えるのは当然の事なんだから。
ヒーローは珍しく、赤毛です。ヒロインなら結構いるけれど、ヒーローは珍しいですよね。赤毛の人って大概色白でそばかすが出来やすいものですが、ヒーローにそういう描写はなかったなー。ヒロインのそばかすを愛でるヒーローはたくさんいるのに。
スキャンダル発覚後のヒーローのプロポーズは彼の誠実さが現れてよかったですwヒーローの意向で二人はロンドンでは式を挙げず、地元に戻ってからということで、家路につきます。望まなかった結婚のように見えて実は惹かれあう二人、でもまだ結婚してない・・・と読者には予想通りのジレンマに悩まされて悶々としますw
旅の途中「じゃじ馬ならし」的エピソードが出ますが、ヒーローは失敗し、むしろ己の傲慢さを反省します。エロイザ・ジェームズは「じゃじゃ馬ならし」が嫌いに違いないwその種のロマンスは結構あるけれど、私も嫌いなので、成功しなくて良かったw
ヒーローが本当に貧乏かというと、もちろんそんなことはなくwお城に住んでる大金持ちです。そのことでもめるのかなと思いきや、たいした問題じゃなかったですね。むしろヒロインはヒーローが信心深い?ことや、旅の途中でやはり我慢できずに致してしまったため処女でなくなったこと、金目当てで結婚相手を探していたことなどを気にしています。このお悩みがちょっととってつけたような感が否めません。ヒーローのほうも自分の魂を失うのが嫌だって、また随分と抽象的だなー。二人の悩みと葛藤についてはもうちょっと自然な感じできなかったんでしょうか。このお悩みタイムはちょっと中だるみだったし。
今回の作品を読むに姉妹の父親はろくでなし以外の何ものでもないという感じなんですが、1作目の長女ヒロインはなぜかそれほど身にしみてない感じでしたね。普通こういう親がいると一番上に最も重い責任がくるんだけど、1,2作を呼んだ限りでは次女である今作のヒロインが一番割を食ってた印象です。だからこそ脱貧乏を誓ったのね。
毒舌達者なヒーロー祖母とヒロインのやりとりは楽しかったです。小気味良く言い返せるヒロインて好きだわ〜wヒーローの元婚約者ロージーのエピソードはちょっとブルーになります。
取り立てて大きな事件はなく、二人のロマンスに集中できるのが良かったです。イモジェン話がカットされてたのが良かったのかしら。1作目ではヒロインを上回る目立ち振りでしたから>悪目立ちってやつかしら
端で見ているとラブラブなのは間違いないのにあれこれ悩んだりしていますが、なんだかんだと最初からラブラブなカップルでした。
どうでもいいですが、ヒロインは金髪碧眼のヴィーナスのような美女ということで、勝手にスカーレット・ヨハンソンを脳内キャスティングしていますwヒーローは・・・さっぱりです。
ヒーローメロメロ度85
拍手を下さった方ありがとうございました。実は間違えて押しちゃったのだとしても内緒にしておいてくださいw
エセックス4姉妹シリーズの第2弾ですが、日本で出版されたのはこちらが先。今こうして改めて読み直すと、1作目のネタばれがあちこちに・・・。順番通り出してほしいと思うのは、そんなに贅沢なことですか・・・。
ヒロインはスコットランドンの貧乏子爵の次女。馬狂いで、ギャンブル好きの父親は妻亡き後、家計も4人の娘たちの事も顧みずしたい放題だった。ヒロインはそんな父親を尻目に家計を管理し、どうにか暮らしを成り立たせてきた。父親が亡くなった後、4姉妹に持参金として残されたのは4頭の馬のみだった。ヒロインはそんな貧乏暮らしにうんざりして、自らの美貌を十分に活用して必ずや裕福なイングランド貴族と結婚してみせると心に誓っていた。
最近花嫁を求めてロンドンに着たばかりのスコットランドの伯爵・ヒーローはパーティで見かけたヒロインに心惹かれるが、彼を同郷の貧乏貴族と踏んだヒロインは彼の誘いを断る。しかしヒロインの妹で夫に先立たれたばかりで自暴自棄に陥っているイモジェンのせいで、ヒーローとヒロインの間にスキャンダルが起こり、二人は結婚せざるを得なくなる。
とりあえずイモジェンが鬱陶しかったことをまず書いておきます。しゃべるな、動くな、何もしてくれるなといいたい。他の姉妹と後見人に迷惑ばかりかけて悲劇のヒロイン気取り・・・。次回作ではヒロインですが、どうなることやら。レイフにしっかり〆てほしい。でも・・・無理そうwこの作品だけだと、レイフは後見人らしい年寄りってイメージでしたね。実際はこの作品のヒーロー・ユアンを除けば、ヒーローたちは皆大学の同期ということですね。
ヒロインは貧乏から抜け出すべく、花婿探しに精を出しています。私は貧乏でガッツ溢るるヒロインが好きなので、物欲主義でもぜんぜんかまわないですね。だってそんな生活してたら貧乏はいやだって思って当然だし、女性に金を稼ぐ手段があまりない以上お金持ちを探すの当然かと。むしろこうしたリージェンシーもののヒーローで金目当ての女性を軽蔑するヒーローを見ると、あほかこいつと思ってしまうwある意味現代的な考えですよね、金目当てって。昔はある程度の地位がある人たちの結婚にはそういうことを考えるのは当然の事なんだから。
ヒーローは珍しく、赤毛です。ヒロインなら結構いるけれど、ヒーローは珍しいですよね。赤毛の人って大概色白でそばかすが出来やすいものですが、ヒーローにそういう描写はなかったなー。ヒロインのそばかすを愛でるヒーローはたくさんいるのに。
スキャンダル発覚後のヒーローのプロポーズは彼の誠実さが現れてよかったですwヒーローの意向で二人はロンドンでは式を挙げず、地元に戻ってからということで、家路につきます。望まなかった結婚のように見えて実は惹かれあう二人、でもまだ結婚してない・・・と読者には予想通りのジレンマに悩まされて悶々としますw
旅の途中「じゃじ馬ならし」的エピソードが出ますが、ヒーローは失敗し、むしろ己の傲慢さを反省します。エロイザ・ジェームズは「じゃじゃ馬ならし」が嫌いに違いないwその種のロマンスは結構あるけれど、私も嫌いなので、成功しなくて良かったw
ヒーローが本当に貧乏かというと、もちろんそんなことはなくwお城に住んでる大金持ちです。そのことでもめるのかなと思いきや、たいした問題じゃなかったですね。むしろヒロインはヒーローが信心深い?ことや、旅の途中でやはり我慢できずに致してしまったため処女でなくなったこと、金目当てで結婚相手を探していたことなどを気にしています。このお悩みがちょっととってつけたような感が否めません。ヒーローのほうも自分の魂を失うのが嫌だって、また随分と抽象的だなー。二人の悩みと葛藤についてはもうちょっと自然な感じできなかったんでしょうか。このお悩みタイムはちょっと中だるみだったし。
今回の作品を読むに姉妹の父親はろくでなし以外の何ものでもないという感じなんですが、1作目の長女ヒロインはなぜかそれほど身にしみてない感じでしたね。普通こういう親がいると一番上に最も重い責任がくるんだけど、1,2作を呼んだ限りでは次女である今作のヒロインが一番割を食ってた印象です。だからこそ脱貧乏を誓ったのね。
毒舌達者なヒーロー祖母とヒロインのやりとりは楽しかったです。小気味良く言い返せるヒロインて好きだわ〜wヒーローの元婚約者ロージーのエピソードはちょっとブルーになります。
取り立てて大きな事件はなく、二人のロマンスに集中できるのが良かったです。イモジェン話がカットされてたのが良かったのかしら。1作目ではヒロインを上回る目立ち振りでしたから>悪目立ちってやつかしら
端で見ているとラブラブなのは間違いないのにあれこれ悩んだりしていますが、なんだかんだと最初からラブラブなカップルでした。
どうでもいいですが、ヒロインは金髪碧眼のヴィーナスのような美女ということで、勝手にスカーレット・ヨハンソンを脳内キャスティングしていますwヒーローは・・・さっぱりです。
ヒーローメロメロ度85
2008.05.11
瞳をとじれば エロイザ・ジェームズ
瞳をとじれば エロイザ・ジェームズ ライムブックス
「見つめあうたび」に続くエセックス4姉妹物語の第2弾ですが、この作品もおかしな出版方針のため、順番通りに出されておらず、こちらの作品が本来1作目となっています。2作目が「見つめあうたび」で、今後は順番通りと期待しています。ネタばれのため「見つめあうたび」でカットされた部分はどうするんですかねぇ。何でこんなふざけたやり方なのか理解に苦しみます。とりあえず読者のためでないことは確かですね。
ヒロインはスコットランドの子爵の4人娘の長女。貴族とは名ばかりで、父親は競馬狂いで馬以外に財産も遺さないまま亡くなった。姉妹は会ったこともないイギリスの公爵に託されることとなった。公爵は大酒のみだが人は良く、姉妹にも良くしてくれそうだった。既に20歳を越えて結婚適齢期を過ぎているヒロインたちは早速夫を探さねばならなかった。公爵自身も30過ぎで独身だが、自分は一生結婚しないといっている。彼の学友であるメイン伯爵とヒーローもまた独身で、ヒロインに興味を示した。メイン伯爵は人妻に振られた反動で荒れていたが、そろそろ家庭を持つべきだと考えヒロインにプロポーズする。一方ヒーローはヒロインに惹かれているものの、爵位はないとはいえ上流階級でありながら商売に励んで今では王侯貴族よりも資産家となったことで両親から拒絶されていることもあり自分はヒロインにふさわしくないと考えている。
ヒロインは妹たちのことなども考えて、メインのプロポーズを受けるが、メインは結婚式当日消えてしまい、ヒーローが代わりに結婚を申し出た。ヒロインはこれを受け、二人は結婚する。
何でこの話から出さないんだーっ。と改めていいたくなります。主要人物の紹介はもちろん、とりわけ4姉妹のそれぞれのキャラが描かれ、なおかつこの作品以降のロマンスの暗示もなされているという重要な話なのに!!
今回のヒロイン長女テレサ(テス)は早くに母親を亡くして以降、妹たちの母親代わりとしてがんばってきたようです。知的な美女で優しく、ユーモアもあって、結構毒舌家のところもあります。とてもつつましい性格のはずですが結婚後は随分はじけてますwただ父親をやけに美化しているのがちょっと納得いかないですねー。一番割を食ったのは長女である彼女だと思うんですけどね。
次女アナベルは華やかな美貌の持ち主で自分でも十分それを承知している自信家ですが、会計に強い現実家でもあります。覇気があって強気で、一番私の好みですねw黄桜可憐ちゃんを彷彿します。いやな性格じゃなくて自分が先陣切って玉の輿に乗って姉妹にもいい暮らしといい夫候補を見つけるぜって感じなんですよね。ある意味男気溢れてますwコニー・ブロックウェイのローズ・ハンター・シリーズの姉妹構成とよく似ている気がしますね。長女はおっとり優しく、次女はガッツ溢れて、三女はちょっとエキセントリック。四女はいないので割愛。
三女イモジェンはね、この話を読んでも好きなるのは無理でしょう。くだらない男に熱を上げ、挙句に駆け落ち、父親同様競馬狂いの夫との結婚は幸せとは遠く幸せそうな姉に嫌味たらたら、その結婚生活も短く終わりを告げます。はた迷惑な女で、かなりいらいらします。ほかの姉妹には助け合いの精神が常にあるけれどイモジェンには全然なかった。次はヒロインとして登場するけど、どうなることやら。
四女のジョセフィーン(ジョージー)は、まだ15歳で子供ということもあって目立った活躍はないものの、時々見せる姉への切り返しは知性とユーモアがあって将来有望そうですw太目を気にしているようですが、細身らしい姉たちと違ってグラマラスな美女になるのかも。四姉妹はそれぞれ美女という設定なので。
前作を読んでいたとき、後見人のレイフはおっさんだと思っていたけど、実は若かったのね。ヒーローの同級生だし。
ヒーローはというと、一見ありきたりな傲慢プレイボーイかと思いきや、随分繊細なタイプでしたね。息子の稼いだ金で優雅な生活が維持できているというのに、当の息子を蔑み拒絶する母親、父親もわかってるならもっとちゃんと妻をしつけろよ!!なぜこんなタイプの女が爵位もないヒーロー父と結婚したんでしょう。恋愛結婚らしいですけど。ヒーローは両親の態度に傷つきながらも援助を惜しみません。ほうっておけばいいのにこんなアホども。酒飲みのレイフや、女たらしのメインと違って、随分模範的な生活を送っているようです。多分少しでも親に認めてもらうために。
ヒロインには初対面からメロメロなんですが、自己評価が低いためメインに譲ってしまう形になります。しかし結局結婚式当日にメインに頼んで出て行ってもらったそうですwそこまでしてヒロインを手に入れたのに、結婚後は理性的な夫婦を生活を送ろうとか、無駄なことを考えています。結構おいしい設定なのに、なーんかぬるいんですよね、ロマンスが。もうちょっとお互いがなぜ惹かれたのかと言う事に、ページを割いてくれても良かったのに。周辺の話が多すぎて当の主人公たちの話はおざなりな感じが無きにしも非ず。
ヒロインは自分だって駄目父に苦労したはずなのに、なんで義母と夫の仲を取り持とう!なんて差し出がましいことするんだろう・・・。ヒーローもちゃんと説明しておけばよかったとは思うけど、結局ヒーロー母はやっぱり嫌な女だと言うことだけがはっきりしただけ。父親は随分ましだけど、行動力に欠けるし。たかる身内って本当にいらいらする。
メロメロヒーローなのにいまいちメロメロ感が伝わってこなかったですね。ヒロインも結婚後突如積極的にHOTにがんばっていましたが、当の二人のインパクトが弱いせいか、全体的に物足りなかったです。
とりあえずもう一度「見つめあうたび」を読み返してみよっと。
メロメロヒーロー度80
ネタばれを含む次回作の展望
続きを読む
「見つめあうたび」に続くエセックス4姉妹物語の第2弾ですが、この作品もおかしな出版方針のため、順番通りに出されておらず、こちらの作品が本来1作目となっています。2作目が「見つめあうたび」で、今後は順番通りと期待しています。ネタばれのため「見つめあうたび」でカットされた部分はどうするんですかねぇ。何でこんなふざけたやり方なのか理解に苦しみます。とりあえず読者のためでないことは確かですね。
ヒロインはスコットランドの子爵の4人娘の長女。貴族とは名ばかりで、父親は競馬狂いで馬以外に財産も遺さないまま亡くなった。姉妹は会ったこともないイギリスの公爵に託されることとなった。公爵は大酒のみだが人は良く、姉妹にも良くしてくれそうだった。既に20歳を越えて結婚適齢期を過ぎているヒロインたちは早速夫を探さねばならなかった。公爵自身も30過ぎで独身だが、自分は一生結婚しないといっている。彼の学友であるメイン伯爵とヒーローもまた独身で、ヒロインに興味を示した。メイン伯爵は人妻に振られた反動で荒れていたが、そろそろ家庭を持つべきだと考えヒロインにプロポーズする。一方ヒーローはヒロインに惹かれているものの、爵位はないとはいえ上流階級でありながら商売に励んで今では王侯貴族よりも資産家となったことで両親から拒絶されていることもあり自分はヒロインにふさわしくないと考えている。
ヒロインは妹たちのことなども考えて、メインのプロポーズを受けるが、メインは結婚式当日消えてしまい、ヒーローが代わりに結婚を申し出た。ヒロインはこれを受け、二人は結婚する。
何でこの話から出さないんだーっ。と改めていいたくなります。主要人物の紹介はもちろん、とりわけ4姉妹のそれぞれのキャラが描かれ、なおかつこの作品以降のロマンスの暗示もなされているという重要な話なのに!!
今回のヒロイン長女テレサ(テス)は早くに母親を亡くして以降、妹たちの母親代わりとしてがんばってきたようです。知的な美女で優しく、ユーモアもあって、結構毒舌家のところもあります。とてもつつましい性格のはずですが結婚後は随分はじけてますwただ父親をやけに美化しているのがちょっと納得いかないですねー。一番割を食ったのは長女である彼女だと思うんですけどね。
次女アナベルは華やかな美貌の持ち主で自分でも十分それを承知している自信家ですが、会計に強い現実家でもあります。覇気があって強気で、一番私の好みですねw黄桜可憐ちゃんを彷彿します。いやな性格じゃなくて自分が先陣切って玉の輿に乗って姉妹にもいい暮らしといい夫候補を見つけるぜって感じなんですよね。ある意味男気溢れてますwコニー・ブロックウェイのローズ・ハンター・シリーズの姉妹構成とよく似ている気がしますね。長女はおっとり優しく、次女はガッツ溢れて、三女はちょっとエキセントリック。四女はいないので割愛。
三女イモジェンはね、この話を読んでも好きなるのは無理でしょう。くだらない男に熱を上げ、挙句に駆け落ち、父親同様競馬狂いの夫との結婚は幸せとは遠く幸せそうな姉に嫌味たらたら、その結婚生活も短く終わりを告げます。はた迷惑な女で、かなりいらいらします。ほかの姉妹には助け合いの精神が常にあるけれどイモジェンには全然なかった。次はヒロインとして登場するけど、どうなることやら。
四女のジョセフィーン(ジョージー)は、まだ15歳で子供ということもあって目立った活躍はないものの、時々見せる姉への切り返しは知性とユーモアがあって将来有望そうですw太目を気にしているようですが、細身らしい姉たちと違ってグラマラスな美女になるのかも。四姉妹はそれぞれ美女という設定なので。
前作を読んでいたとき、後見人のレイフはおっさんだと思っていたけど、実は若かったのね。ヒーローの同級生だし。
ヒーローはというと、一見ありきたりな傲慢プレイボーイかと思いきや、随分繊細なタイプでしたね。息子の稼いだ金で優雅な生活が維持できているというのに、当の息子を蔑み拒絶する母親、父親もわかってるならもっとちゃんと妻をしつけろよ!!なぜこんなタイプの女が爵位もないヒーロー父と結婚したんでしょう。恋愛結婚らしいですけど。ヒーローは両親の態度に傷つきながらも援助を惜しみません。ほうっておけばいいのにこんなアホども。酒飲みのレイフや、女たらしのメインと違って、随分模範的な生活を送っているようです。多分少しでも親に認めてもらうために。
ヒロインには初対面からメロメロなんですが、自己評価が低いためメインに譲ってしまう形になります。しかし結局結婚式当日にメインに頼んで出て行ってもらったそうですwそこまでしてヒロインを手に入れたのに、結婚後は理性的な夫婦を生活を送ろうとか、無駄なことを考えています。結構おいしい設定なのに、なーんかぬるいんですよね、ロマンスが。もうちょっとお互いがなぜ惹かれたのかと言う事に、ページを割いてくれても良かったのに。周辺の話が多すぎて当の主人公たちの話はおざなりな感じが無きにしも非ず。
ヒロインは自分だって駄目父に苦労したはずなのに、なんで義母と夫の仲を取り持とう!なんて差し出がましいことするんだろう・・・。ヒーローもちゃんと説明しておけばよかったとは思うけど、結局ヒーロー母はやっぱり嫌な女だと言うことだけがはっきりしただけ。父親は随分ましだけど、行動力に欠けるし。たかる身内って本当にいらいらする。
メロメロヒーローなのにいまいちメロメロ感が伝わってこなかったですね。ヒロインも結婚後突如積極的にHOTにがんばっていましたが、当の二人のインパクトが弱いせいか、全体的に物足りなかったです。
とりあえずもう一度「見つめあうたび」を読み返してみよっと。
メロメロヒーロー度80
ネタばれを含む次回作の展望
続きを読む
| HOME |
