2008.04.16

愛で君を守りたい エリザベス・オーガスト


 愛で君を守りたい(L-761) エリザベス・オーガスト

この作品に限ったことではないですが書店で注文するとしたら、相当恥ずかしいタイトルだよねコレ。つーか口には出せませんw愛人何とかってタイトルもいやだけど、この手の気障なセリフっぽいのもいやだな〜。でもロマンス小説って本当に独特のタイトルが多くて、ちょっと口にするのはためらいませんか??もうちょっと何とかならないもんですかねー。
本題に戻って、エリザベス・オーガストちゃんと読むのは初めてかな??単に忘れているだけかもしれませんが、レヴューは間違いなく初めてですね。

ヒロインはロマンス小説家。2年前に親友でやはり小説家だった親友がストーカーに殺されて以来、人目を避け小さな山間の町に住むおばの元に身を寄せひっそりと暮らしている。そんな彼女のところに亡くなった親友の元へ来たのと同じ手紙が送られてきた。恐怖を感じたヒロインは逃げ出そうとするが、ペンキ塗りの仕事でおばの家に来ていたヒーローが警護を申し出、おばの勧めもあって留まることに。そこへ親友の夫とその妹がヒロインを尋ねてきた。

ページ数の少ないLにいろんな内容が詰め込まれていますね。原書は1996年ですがパラノーマル要素が入っています。最近では定番化しつつあるパラノーマルですが、単なるご都合主義の超能力ではなく異形の力という設定となっている辺り、Lのこの時代としてはかなり珍しいのではないでしょうか。ちなみにヒロインとおばは水晶の声が聞こえ、ヒーローは予知能力ありという設定です。
実はヒーローはこの予知能力でヒロインの危機を知ってヒロインおば宅に現れたんですねー。そして本物のヒロインを見て一目惚れ。しかし何度彼女の危機を救っても状況が変わるだけで彼女の死の予知が消えてくれません。彼女の危機を正確に知るためにも集中しようとするんですが、ヒロインと一緒にいるとあれこれ悩ましい想像でいっぱいになっちゃってwそんなことは知らないヒロインは能天気に誘惑してくるしw
ヒーローはヒロインを救うためにそっけない態度をとり続けます。それに対して傷ついたヒロインは最初から最後まで子供っぽい態度をとり続けるんだよねー。ちょっといただけませんね。そのせいで危機に陥ってるわけだし、人の話はちゃんと聞こうよヒロイン。確かにヒーローの態度は一見感じ悪いけど、振り返ってみるとめっちゃ耐えてるよ、この人。いやー、何気にメロメロヒーロー入り確実ですねw
最後のいきなりプロポーズも意外でよかったですね。すねたヒロインをどうするのかと思ったら、こうきたか。それまでとはうってかわってスーツで花束!!気合入ってるよ〜。おまけに途中作ってた揺りかごは自分たちの子供のためってどんだけ気が早いんですか!!
子供っぽいヒロインにちょっと苛つくかもしれませんが、寡黙で男くさい、その上メロメロなヒーローは一読の価値ありかと思います。

ヒーローメロメロ度90