2007.08.25

結婚式が終わったら サリー・ウェントワース

裏表紙のあらすじを読んで想像したのとは、ちょっと違う展開でしたね。

ヒロインは4歳の時に引っ越し先の隣に住む10歳年上のヒーローに出会い恋の落ちる。<年齢は間違ってませんよ〜
以降十数年にわたって彼に思いを寄せ続け、いずれ二人は結婚すると思っている。20歳になったヒロインにヒーローはプロポーズするも、式の予定は立たないまま1年半以上が過ぎ、業を煮やしたヒロインがヒーローに迫ってようやく結婚。しかしハネムーンを仕事のために途中で切り上げようとしたヒーローにヒロインの怒りが爆発する。

てっきりヒーローはヒロインが若すぎるから自分の気持ちをもてあましつつヒロインの成長を待っていた、そんなパトリシア・ウィルソンのような展開かと思ってたらぜんぜん違った。
ヒーローがかなり自分勝手でイライラした。ヒロインもたいがい子供っぽいんだけど、その分ヒーローへの思いは純情一途でかえって痛々しい面がある。しかしヒーローの身勝手さは同情の余地はない。
ヒロインが自分に惚れてるのをいいことに利用してるんだよね、はっきりいって。そもそもヒロインとの結婚の動機が「そろそろ落ち着きたい、親も孫をほしがってる、ヒロインは自分の両親に気に入られてるし何より自分を崇拝しきってるから面倒なことにはならないだろう」まとめるとこんな感じ。結婚式のこともヒロインにまかせっきり、そのくせ後になって自分はこんな時期にしたくなかった、などと寝ぼけたことをいう。確かにヒロインは子供の頃からの恋心で押せ押せで迫ってくるけど、プロポーズした時点て責任は等分にあることがわからんのか、まったく。
ヒロインはヒーローがプロポーズの後なかなか結婚したがらないことを、仕事が忙しいのと自分が若すぎるから時間をくれているのだと好意的に解釈してるけど、実際のところはヒロイン以外と本当の恋に落ちるかもwてなことを夢見ちゃってるんだよね、このアホ男は。
婚約期間中も散々ヒロインをないがしろにした挙句、ハネムーンも仕事でつぶすという暴挙に対して、ヒロインはとうとう切れる。しかし立場が逆転して自分が追いかける側に回ったとたん、ヒーローはヒロインへの愛を自覚する。そう、それまで愛してると思ってなかったのに結婚したんだよこのヒーロー、はぁぁ〜。ヒロインの愛に応えられなければ傷つけることになるとか考えないのか??
他にも怒ったヒロインに以前の恋人と結婚すればよかったのにと言われると「彼女は結婚するような相手じゃない」と発言、男の身勝手だと突っ込まれると君は特別だから特別扱い、だそう。問題はそこじゃないだろうよ。ダブルスタンダード臭のするヒーローだ。
最後は都合よく事故に巻き込まれて互いの愛を確認というお約束的な結末。ちょっと物足りないというか、なんか納得いかんなー。