2008.09.03
情熱の烙印 ナリーニ・シン
情熱の烙印(D−1216) ナリーニ・シン
やっぱりもうプロフィールニに福岡在住って書いてないからどこか他の国に行かれたのでしょうか。残念、日本が舞台の本とか書いてほしかったなー。いやこれから出るかもw実際来日経験があると思われる作家は作中に日本行きの場面があったりしますよね。なんちゃって日本だったりもしますがwヘレン・ブルックスの作品に出てきた出張先日本はわりと普通でした。有名なのはジェシカ・スティールのお見合い話とか、バーバラ・ブレットンのその名も「箱根から銀河へ」・・・作品名だけでもう・・・。ダイアナ・パーマーもけっこう日本びいきでよく話の中に登場しますね。
ヒロインはニュージーランド出身の新進の画家。アメリカで絵の勉強をするため留学していた。帰国後ヒロインは婚約者であるヒーローとすぐに結婚することに。二人の結婚は取引によるもので、ヒロインの亡き父親の牧場が抵当に入っており維持することが出来ず、近くに住むヒーローがこれを買い取った。ヒロインは牧場を維持することを望み、ヒーローはヒロインに従順な妻と子供を望んだ。ヒロインは幼馴染の青年に思いを寄せていたが、彼は別の女性と結婚してしまった。取引を承諾したヒロインは結婚の前に留学したいとヒーローに頼んだのだった。
これまた私の嫌いなツボを刺激しまくりの作品でした。まともな登場人物は幼馴染の妻くらいですかね。
どうもこの手の契約結婚ものには納得いかないことが多いです。そもそも結婚の動機が薄弱で説得力に欠ける、これに尽きます。とっぴな行動にはそれ相応の動機が必要ですがそこがおざなりではやはり作品全体がなんだか締りが欠けることになります。
ヒロインは画家で別に牧場で働いているわけでもないのに何でわざわざ維持する必要が??亡くなった両親に頼まれたからってそもそも借金作ってそれを娘に教えなかったのは両親の落ち度。ヒロインが牧場を維持したいというは子供っぽい感傷に過ぎないんですよね。その気持ちも取ってつけたようなものだし・・・。
幼馴染が好きだたといっていますが、相手は身重の妻ほうってヒロインに言い寄る馬鹿男・・・。ヒロイン自身ヒーローにひどい態度を取られているくせに、セックスに流されまくりで同情する気がまるで起こりません。
ヒーローは父親の妻への異常な独占欲により悲劇が起こり、家族を全て失います。当然愛情には否定的。しかしこのヒーローも下らん男だなー。そもそもなんでヒロインと結婚する必要が??それほど跡取りに固執してるわけでもなさそうだし、いざヒロインが妊娠したらビビリまくりだし・・・。
なんか読んでいてロマンスのかけらも感じられません。盛ってる二人のセックスの言い訳に使われてるだけでは??これほどはずれのは久々ですね。ナリーニ・シンはデヴューしたころはいい感じだったんですが、最近はちょっと勢いがなくなってるのかなー。
やっぱりもうプロフィールニに福岡在住って書いてないからどこか他の国に行かれたのでしょうか。残念、日本が舞台の本とか書いてほしかったなー。いやこれから出るかもw実際来日経験があると思われる作家は作中に日本行きの場面があったりしますよね。なんちゃって日本だったりもしますがwヘレン・ブルックスの作品に出てきた出張先日本はわりと普通でした。有名なのはジェシカ・スティールのお見合い話とか、バーバラ・ブレットンのその名も「箱根から銀河へ」・・・作品名だけでもう・・・。ダイアナ・パーマーもけっこう日本びいきでよく話の中に登場しますね。
ヒロインはニュージーランド出身の新進の画家。アメリカで絵の勉強をするため留学していた。帰国後ヒロインは婚約者であるヒーローとすぐに結婚することに。二人の結婚は取引によるもので、ヒロインの亡き父親の牧場が抵当に入っており維持することが出来ず、近くに住むヒーローがこれを買い取った。ヒロインは牧場を維持することを望み、ヒーローはヒロインに従順な妻と子供を望んだ。ヒロインは幼馴染の青年に思いを寄せていたが、彼は別の女性と結婚してしまった。取引を承諾したヒロインは結婚の前に留学したいとヒーローに頼んだのだった。
これまた私の嫌いなツボを刺激しまくりの作品でした。まともな登場人物は幼馴染の妻くらいですかね。
どうもこの手の契約結婚ものには納得いかないことが多いです。そもそも結婚の動機が薄弱で説得力に欠ける、これに尽きます。とっぴな行動にはそれ相応の動機が必要ですがそこがおざなりではやはり作品全体がなんだか締りが欠けることになります。
ヒロインは画家で別に牧場で働いているわけでもないのに何でわざわざ維持する必要が??亡くなった両親に頼まれたからってそもそも借金作ってそれを娘に教えなかったのは両親の落ち度。ヒロインが牧場を維持したいというは子供っぽい感傷に過ぎないんですよね。その気持ちも取ってつけたようなものだし・・・。
幼馴染が好きだたといっていますが、相手は身重の妻ほうってヒロインに言い寄る馬鹿男・・・。ヒロイン自身ヒーローにひどい態度を取られているくせに、セックスに流されまくりで同情する気がまるで起こりません。
ヒーローは父親の妻への異常な独占欲により悲劇が起こり、家族を全て失います。当然愛情には否定的。しかしこのヒーローも下らん男だなー。そもそもなんでヒロインと結婚する必要が??それほど跡取りに固執してるわけでもなさそうだし、いざヒロインが妊娠したらビビリまくりだし・・・。
なんか読んでいてロマンスのかけらも感じられません。盛ってる二人のセックスの言い訳に使われてるだけでは??これほどはずれのは久々ですね。ナリーニ・シンはデヴューしたころはいい感じだったんですが、最近はちょっと勢いがなくなってるのかなー。
2007.11.25
夜だけの誘惑 ナリーニ・シン
ナリーニ・シンて日本在住だった作家では??でもこの本(2007・3刊)のプロフィールにはもう書いてないので、引っ越してしまったのでしょうか。フィジー出身の作家というのも珍しい、名前もエキゾチックな感じです。まだ若い方のようだし、この先も期待の作家ですね。
ヒーローとヒロインは結婚5年目の夫婦だが、別居して2ヶ月が経つ。ヒロインの妊娠により再び一緒に暮らし始めるが、それぞれの生い立ちに根ざした見えない壁が二人の間に大きく立ちはだかっている。
夫婦の再生モノはあたりハズレがありますが、この作品は十分当りです。設定的に男女が出会って恋に落ちて結婚してハッピーエンド、というタイプの話よりも現実的なりますね。別れて何年も経ったカップルの復縁話というは再会モノの一種なのでまた別でしょう。
やはりここで重要なのはヒーローの貞操観念です。妻とうまくいってないからといって他の女に走るような男はたとえ気持ちの上だけでもだめだめです。その点このヒーローは自分の出生の秘密もあって貞操観念高いです。ちょっと揺れたこともあったみたいですが猛省してるのでかえって好感がもてます。
別居の理由はありがちな浮気の誤解ですが、それ以前も二人は必ずしもうまくいっていなかったというところがポイントです。
ヒロインは母親が自分を捨てて男に走った挙句、体裁ばかりを気にしてヒロインに辛くあたる祖母のもとで育てられました。お前も母親のようなふしだらな女になる、等いわれて育ったヒロインはセックスに対して羞恥心と罪悪感のようなものを感じているためヒーローに素直に応えられなかったのですが、ヒーローのほうはそれをヒロインの拒絶だと感じて傷ついていました。
ヒーローは母親の浮気相手の子供だったため父親に虐げられて育つ。母親もそれをかばってはくれず、かわいがっていた妹すらも今は親に同調している。そのくせ弁護士として成功したヒーローに当然のようにたかってくる。ヒーローもそうした関係から抜け出せずに共依存状態。あのねー既に結婚して別の家庭を構えてるってのにほいほいと実家に送金するなんて妻に対する裏切りだろうよ。病気とかならともかく健康でさほど歳をとってるわけでなく、夫をないがしろにするくせに金を無心する義理家族なんて妻から見たら最悪の存在ですが??そうした点に配慮せず、自分が稼いでいるからいいとでも思ってるんでしょうか、だとしたらヒーローも駄目駄目です。でもこういう毒な身内にすっかり毒されちゃってる人っているんだよね。
実際ヒロインは夫の身内に腹を立てていて、義妹に対してきっぱり警告します。よくやった!!
そのヒロインも自分の身内と対決しなきゃならないのです。祖母に植え付けられた強迫観念をヒーローに説明して一緒に取り除いてようやく心から愛し合えるようになります。そして自信がもてたところで無責任な母親とも距離を持って付き合えるようになります。
そのほかヒーローの仕事中毒や浮気疑惑などを解決しつつ夫婦の理解を深めていきます。ヒーローは誠実に夫婦の問題に当たろうとしているし、ヒロインも恐れや不安を抱えながらも一生懸命です。基本的にラヴラヴなのでその点は安心して読めます。ナリーニ・シンのヒーローはメロメロ率高いですね。ヒロインも一途でキュートなタイプが多いです。これからも期待大です。
この話と似たような話でヘレン・ブルックスの「ひとりより孤独」という作品があります。やはりヒーローの浮気疑惑が発端で別居するんですが問題はそこではないという話でした。どちらもお勧めです。
ヒーローメロメロ度80
ヒーローとヒロインは結婚5年目の夫婦だが、別居して2ヶ月が経つ。ヒロインの妊娠により再び一緒に暮らし始めるが、それぞれの生い立ちに根ざした見えない壁が二人の間に大きく立ちはだかっている。
夫婦の再生モノはあたりハズレがありますが、この作品は十分当りです。設定的に男女が出会って恋に落ちて結婚してハッピーエンド、というタイプの話よりも現実的なりますね。別れて何年も経ったカップルの復縁話というは再会モノの一種なのでまた別でしょう。
やはりここで重要なのはヒーローの貞操観念です。妻とうまくいってないからといって他の女に走るような男はたとえ気持ちの上だけでもだめだめです。その点このヒーローは自分の出生の秘密もあって貞操観念高いです。ちょっと揺れたこともあったみたいですが猛省してるのでかえって好感がもてます。
別居の理由はありがちな浮気の誤解ですが、それ以前も二人は必ずしもうまくいっていなかったというところがポイントです。
ヒロインは母親が自分を捨てて男に走った挙句、体裁ばかりを気にしてヒロインに辛くあたる祖母のもとで育てられました。お前も母親のようなふしだらな女になる、等いわれて育ったヒロインはセックスに対して羞恥心と罪悪感のようなものを感じているためヒーローに素直に応えられなかったのですが、ヒーローのほうはそれをヒロインの拒絶だと感じて傷ついていました。
ヒーローは母親の浮気相手の子供だったため父親に虐げられて育つ。母親もそれをかばってはくれず、かわいがっていた妹すらも今は親に同調している。そのくせ弁護士として成功したヒーローに当然のようにたかってくる。ヒーローもそうした関係から抜け出せずに共依存状態。あのねー既に結婚して別の家庭を構えてるってのにほいほいと実家に送金するなんて妻に対する裏切りだろうよ。病気とかならともかく健康でさほど歳をとってるわけでなく、夫をないがしろにするくせに金を無心する義理家族なんて妻から見たら最悪の存在ですが??そうした点に配慮せず、自分が稼いでいるからいいとでも思ってるんでしょうか、だとしたらヒーローも駄目駄目です。でもこういう毒な身内にすっかり毒されちゃってる人っているんだよね。
実際ヒロインは夫の身内に腹を立てていて、義妹に対してきっぱり警告します。よくやった!!
そのヒロインも自分の身内と対決しなきゃならないのです。祖母に植え付けられた強迫観念をヒーローに説明して一緒に取り除いてようやく心から愛し合えるようになります。そして自信がもてたところで無責任な母親とも距離を持って付き合えるようになります。
そのほかヒーローの仕事中毒や浮気疑惑などを解決しつつ夫婦の理解を深めていきます。ヒーローは誠実に夫婦の問題に当たろうとしているし、ヒロインも恐れや不安を抱えながらも一生懸命です。基本的にラヴラヴなのでその点は安心して読めます。ナリーニ・シンのヒーローはメロメロ率高いですね。ヒロインも一途でキュートなタイプが多いです。これからも期待大です。
この話と似たような話でヘレン・ブルックスの「ひとりより孤独」という作品があります。やはりヒーローの浮気疑惑が発端で別居するんですが問題はそこではないという話でした。どちらもお勧めです。
ヒーローメロメロ度80
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