2008.11.07
華麗なるデビュー シルヴィア・アンドルー
華麗なるデビュー(HS−317) シルヴィア・アンドルー
久々のシルヴィア・アンドルー。「気高き約束」にヒーローの親友として登場して、いかにもスピンがありそうだったアイボがヒーローとなって再登板。
ヒロインは元軍人で偏屈な父親と二人暮し。父親は息子をほしがっていて、一人娘のヒロインを男の子として育てていた。ヒロインはそれでも父親を妄信的に慕っていた。ヒロインは近くに幼馴染の青年と結婚してずっとここで暮らすことだけを考えてきた。
ヒーローは軍人時代も復員してからもプレイボーイとして名を馳せていた。その浮名が仇となり、父親の親友の娘に罠に掛けられ結婚を押し付けられそうになったが、強引に突っぱねた。しかし父親と大喧嘩になり、父親に信じてもらえなかったことに酷く傷ついたこともあり、不和は長引いた。寂寥を埋めるため会いに行ったおばの家の近くで、少年のようなヒロインと出会う。
やむをえない事情で男装するヒロインはけっこういますが、男として育てられたヒロインというのはけっこう珍しいですね。サファイア王子かオスカルさまか・・・。ヒロインの境遇はよく考えるとけっこう悲惨で二人のような突き抜けたところはないですね。
まず父親が本当にしょうもない男で、怪我をして退役したことをいつまでも引きずっています。娘を無理やり息子にしたてようとした挙句、今度は娘が女として失敗すると怒り狂うという身勝手ぷり。ヒロインは狭い世界で生きていたため父親の実像に気付かぬままいましたが、最悪の形でそれを知ることになります。
ヒロインが結婚するつもりでいた幼馴染はまったくお約束通りの頼りない二股男です。以前現代物でも書きましたが、ヒーローではないヒロインの幼馴染って何でこんな男ばっかりなの??この幼馴染はヒロインと以前から結婚を約束しておきながら、別の女に引っかかります。しかもそれをヒロインに言えないままパーティでぶちまけるという醜態。
傷ついたヒロインは見返すために名付け親であるヒーロー叔母とヒーローの力を借りてロンドン社交界で成功しようとします。ここのヒロインのはじけっぷりは好きだなー。むしろ社交界でいかにのし上がるかというストーリーのほうが楽しそうなのに。
ヒーローはありがちなプレイボーイヒーローですね。巻頭のばかばかしい女性観を真顔をで言ってるあたり、ちょっとアホですか??自分が既婚女性と情事にふけるのはいいけど、自分の妻が浮気するのは許しがたいそうです。でも放蕩ヒーローの頭の中ってみんなこんなもんか・・・。
最初はヒロインのことを面倒を見てあげなくてはいけない妹くらいに思っていたはずがヒロインのおかしな境遇や、その後の悲劇を見ているうちに当然ヒロインに惹かれていきます。自分の気持ちを自覚した途端ヒロインにも応えてもらわなくちゃ嫌だ、という感じで大人の余裕はいずこ。ちゃんと口説かんかい。
あんまり印象に残らないヒーローでした。なぜでしょう脇役だったときのほうがかっこいいヒーローって多いですよね。
前作のカップルは、すっかり幸せ夫婦として登場していました。
ヒーローメロメロ度80
久々のシルヴィア・アンドルー。「気高き約束」にヒーローの親友として登場して、いかにもスピンがありそうだったアイボがヒーローとなって再登板。
ヒロインは元軍人で偏屈な父親と二人暮し。父親は息子をほしがっていて、一人娘のヒロインを男の子として育てていた。ヒロインはそれでも父親を妄信的に慕っていた。ヒロインは近くに幼馴染の青年と結婚してずっとここで暮らすことだけを考えてきた。
ヒーローは軍人時代も復員してからもプレイボーイとして名を馳せていた。その浮名が仇となり、父親の親友の娘に罠に掛けられ結婚を押し付けられそうになったが、強引に突っぱねた。しかし父親と大喧嘩になり、父親に信じてもらえなかったことに酷く傷ついたこともあり、不和は長引いた。寂寥を埋めるため会いに行ったおばの家の近くで、少年のようなヒロインと出会う。
やむをえない事情で男装するヒロインはけっこういますが、男として育てられたヒロインというのはけっこう珍しいですね。サファイア王子かオスカルさまか・・・。ヒロインの境遇はよく考えるとけっこう悲惨で二人のような突き抜けたところはないですね。
まず父親が本当にしょうもない男で、怪我をして退役したことをいつまでも引きずっています。娘を無理やり息子にしたてようとした挙句、今度は娘が女として失敗すると怒り狂うという身勝手ぷり。ヒロインは狭い世界で生きていたため父親の実像に気付かぬままいましたが、最悪の形でそれを知ることになります。
ヒロインが結婚するつもりでいた幼馴染はまったくお約束通りの頼りない二股男です。以前現代物でも書きましたが、ヒーローではないヒロインの幼馴染って何でこんな男ばっかりなの??この幼馴染はヒロインと以前から結婚を約束しておきながら、別の女に引っかかります。しかもそれをヒロインに言えないままパーティでぶちまけるという醜態。
傷ついたヒロインは見返すために名付け親であるヒーロー叔母とヒーローの力を借りてロンドン社交界で成功しようとします。ここのヒロインのはじけっぷりは好きだなー。むしろ社交界でいかにのし上がるかというストーリーのほうが楽しそうなのに。
ヒーローはありがちなプレイボーイヒーローですね。巻頭のばかばかしい女性観を真顔をで言ってるあたり、ちょっとアホですか??自分が既婚女性と情事にふけるのはいいけど、自分の妻が浮気するのは許しがたいそうです。でも放蕩ヒーローの頭の中ってみんなこんなもんか・・・。
最初はヒロインのことを面倒を見てあげなくてはいけない妹くらいに思っていたはずがヒロインのおかしな境遇や、その後の悲劇を見ているうちに当然ヒロインに惹かれていきます。自分の気持ちを自覚した途端ヒロインにも応えてもらわなくちゃ嫌だ、という感じで大人の余裕はいずこ。ちゃんと口説かんかい。
あんまり印象に残らないヒーローでした。なぜでしょう脇役だったときのほうがかっこいいヒーローって多いですよね。
前作のカップルは、すっかり幸せ夫婦として登場していました。
ヒーローメロメロ度80
2007.11.25
セラフィーナ シルヴィア・アンドルー
HS10、丁度10年前に出版されています。原書は更に前の1994年。シルヴィア・アンドルーはもう結構なベテランなんですね。
ヒロインは常識に囚われない学者肌の父親と病弱だが愛情深い母親のもと、一般的な淑女教育からは外れた中で育ち、自由奔放で学問好き、男性と議論しても引け劣らない教養を身につけていた。
大学にいっている兄が賭博で多額の借金を負ったため一家の財政は危機に瀕していた、そこでヒロインはロンドン社交界へデヴューして財産家の夫を探そうとする。
ヒーローは名門貴族の生まれだが次男だったため外交官となって活躍していたが、爵位を継いだ兄が跡取りを残さぬままなくなったため急遽跡を継ぐことに。独身生活を謳歌していたヒーローだが、祖母から再三結婚して跡取りを作るよう言われている。そこで家柄がよく、利口過ぎず従順で美しい淑女がいたら結婚してもいい、と条件をつける。ヒーロー祖母は早速花嫁探しを開始し、名付け親のもとへ身を寄せていたヒロインに目をつける。
ヒロインは当初きれいで頭が空っぽのいかにも当世風な淑女セラフィーナとしてヒーローに接しますが、実家に戻って素のままで遊んでいるところをヒーローに見つかりセラフィーナのお転婆な妹サリーのふりをします。
ヒーローは自分が最初に出した条件どおりのセラフィーナなら都合のよい妻になるだろうと考えますが、いっぽう気が強く聡明なサリーに心惹かれていきます。ヒロインは最初はヒーローの傲慢さに腹を立てているため嘘をつきますが、次第に彼に心惹かれていったため、かえって告白するチャンスを逃します。初めの頃は軽快な調子なのにだんだん読んでるほうも居心地が悪くなってきます。相手を騙す類の話は当然その先が見えますからね。
セラフィーナにプロポーズしておきながらその妹に惹かれていることに苦しんでいたヒーローは当然ヒロインの嘘に大激怒、散々ヒロインを傷つけることをいって別れます。
確かに怒る気持ちはわかるけど、そもそもヒーローの傲慢な花嫁の条件が元になっていることにまったく思いが至っていないよ。根本的に女性を馬鹿にしているくせに当の女性であるヒロインに命を助けられたり、自分の仕事のせいでヒロインに怪我を負わせたりしてるのに、そういったことは全部スルーかい。女性関係も外交官として訪れていたウィーンでは随分お盛んだったらしいですが、その言い訳がまたひどい。ウィーンじゃ貞節なんて流行らないし、真剣じゃなかったからだと。みんなやってるんだから俺だっていいだろうってな思考ですね。このヒーローちっとも魅力的じゃないんですよ。
ヒロインも最初は理性な女性として登場したはずなのに、情緒不安定だったり、その場しのぎの適当な言動だったりでちょっといまいち。社交界へデビューする前から夫候補をヒーローに絞ったのがよくなかったのでは??パリでは多少地を出しても大丈夫だったんだし、むしろおかしな演技でヒーローの相手をしたりせずに普通に社交界で過ごしていればもっとまとも人に出会えたのでは、なんて思ってしまう。それじゃ全然違う話になっちゃうかw
ヒーロー祖母も自分勝手でしたね、散々孫と結婚せいとヒロインを焚きつけておきながら、ヒロインが醜聞に巻き込まれた途端手のひらを返したような態度。「弁解は聞きません」なんておっしゃってますから、ヒロインも結婚後は問答無用でその他の未亡人ともども追い出しちゃえばいいのにwそんなことにはならないんだろうけど。
最後のヒーローの謝罪と告白もあっさりし過ぎで物足りなかったです。
ヒーローメロメロ度70
ヒロインは常識に囚われない学者肌の父親と病弱だが愛情深い母親のもと、一般的な淑女教育からは外れた中で育ち、自由奔放で学問好き、男性と議論しても引け劣らない教養を身につけていた。
大学にいっている兄が賭博で多額の借金を負ったため一家の財政は危機に瀕していた、そこでヒロインはロンドン社交界へデヴューして財産家の夫を探そうとする。
ヒーローは名門貴族の生まれだが次男だったため外交官となって活躍していたが、爵位を継いだ兄が跡取りを残さぬままなくなったため急遽跡を継ぐことに。独身生活を謳歌していたヒーローだが、祖母から再三結婚して跡取りを作るよう言われている。そこで家柄がよく、利口過ぎず従順で美しい淑女がいたら結婚してもいい、と条件をつける。ヒーロー祖母は早速花嫁探しを開始し、名付け親のもとへ身を寄せていたヒロインに目をつける。
ヒロインは当初きれいで頭が空っぽのいかにも当世風な淑女セラフィーナとしてヒーローに接しますが、実家に戻って素のままで遊んでいるところをヒーローに見つかりセラフィーナのお転婆な妹サリーのふりをします。
ヒーローは自分が最初に出した条件どおりのセラフィーナなら都合のよい妻になるだろうと考えますが、いっぽう気が強く聡明なサリーに心惹かれていきます。ヒロインは最初はヒーローの傲慢さに腹を立てているため嘘をつきますが、次第に彼に心惹かれていったため、かえって告白するチャンスを逃します。初めの頃は軽快な調子なのにだんだん読んでるほうも居心地が悪くなってきます。相手を騙す類の話は当然その先が見えますからね。
セラフィーナにプロポーズしておきながらその妹に惹かれていることに苦しんでいたヒーローは当然ヒロインの嘘に大激怒、散々ヒロインを傷つけることをいって別れます。
確かに怒る気持ちはわかるけど、そもそもヒーローの傲慢な花嫁の条件が元になっていることにまったく思いが至っていないよ。根本的に女性を馬鹿にしているくせに当の女性であるヒロインに命を助けられたり、自分の仕事のせいでヒロインに怪我を負わせたりしてるのに、そういったことは全部スルーかい。女性関係も外交官として訪れていたウィーンでは随分お盛んだったらしいですが、その言い訳がまたひどい。ウィーンじゃ貞節なんて流行らないし、真剣じゃなかったからだと。みんなやってるんだから俺だっていいだろうってな思考ですね。このヒーローちっとも魅力的じゃないんですよ。
ヒロインも最初は理性な女性として登場したはずなのに、情緒不安定だったり、その場しのぎの適当な言動だったりでちょっといまいち。社交界へデビューする前から夫候補をヒーローに絞ったのがよくなかったのでは??パリでは多少地を出しても大丈夫だったんだし、むしろおかしな演技でヒーローの相手をしたりせずに普通に社交界で過ごしていればもっとまとも人に出会えたのでは、なんて思ってしまう。それじゃ全然違う話になっちゃうかw
ヒーロー祖母も自分勝手でしたね、散々孫と結婚せいとヒロインを焚きつけておきながら、ヒロインが醜聞に巻き込まれた途端手のひらを返したような態度。「弁解は聞きません」なんておっしゃってますから、ヒロインも結婚後は問答無用でその他の未亡人ともども追い出しちゃえばいいのにwそんなことにはならないんだろうけど。
最後のヒーローの謝罪と告白もあっさりし過ぎで物足りなかったです。
ヒーローメロメロ度70
2007.11.19
気高き約束 シルヴィア・アンドルー
再びシルヴィア・アンドルーにトライ。
ヒーローはウェリントン公に従い10年に渡ってヨーロッパを転戦してきた軍人。しかし伯父といとこたちの死により領地を相続したため次の戦闘を終えたら帰国することに。彼の部下トムも跡取りでありながら領地と家族を放って戦場に赴いていたが、ヒーロー同様帰国が決まっていた。ヒーローはトムに自分にもしものことがあったら妹を頼むといわれる。トムは帰国することなく戦死した。
トムの妹であるヒロインは祖父の死に続いて兄の訃報を聞いて茫然自失する。そこへ遠縁の伯父一家が屋敷と領地を相続してやってきた。始めはヒロインを邪険に扱っていたが、ヒロインが多額の遺産を相続すると知った途端息子との結婚を迫ってきた。ヒロインの後見人は伯父一家に丸め込まれ、状況は日増しに切迫していった。そこへヒーローがトムとの約束を守るべくやってきた。
無責任な兄に代わって祖父と領地の面倒を見てきたヒロインは社交生活や淑女のたしなみとはあまり縁がなかった、そんなヒロインをヒーローが見初めてマイフェア・レディ・・・・・・かと思いきや、違いました。ヒロインを見初めたのヒーロー母のほうでしたwこの娘を息子の嫁に、ヒロインのことをたいして知らないうちから決めてますから。その頃ヒーローはといえば伯父一家の美しいけれど浅薄な娘に心惹かれていました。このヒーロー、若い頃惚れた美少女に「あなたのことは好きだけど、結婚するのはお金持ちと」なんていわれて振られたわりに学習しておりません。まあお金好きの女のひとりに振られたくらいで女はみんな金目当てなんだーなんて思い込むありがちヒーローよりはまだましかな。しかしこのヒーローのぼんくらぶりは作品の中盤過ぎても治らなくって、ちょっといらいらしました。戦地にいたため愛人が出てこなかったのはよかったですが。
そんなぼんくら息子を尻目にヒーロー母はヒロインにせっせと世話をやいて磨きをかけていきます。息子にふさわしい妻を姑が作り上げるなんて一歩間違うと恐ろしい話ですなー。このヒーロー母はヒロインにたいしてヒーローなんて目じゃないくらい理解があるのでいいですけど。
ヒロインはあれやこれやと責任を負っていたせいか誇り高く自立心が旺盛で頑固、一方で優しさと挑戦心にあふれ、頭もいいです。たまに馬鹿なこともしちゃうけど、反省も謝罪もできるので好感が持てます。
最後に互いの気持ちを確かめ合ったあと、他の女にのぼせ上がらないで、とヒロインにいわれて冷静沈着を自負しているヒーローが「のぼせ上がるだって、そんなこと生まれてこの方一度だってない!」といったすぐ後に、「今がそうだ。未来の花嫁に!」って苦々しく言ってるシーンが好きでした。ヒーローの性格が出てるなー。
エピローグを読む限りではヒーロー友人アイボ(犬・・・?)のスピンオフがありそうな思わせぶりなラストでした。読みたいよー。
ヒーローメロメロ度70
ヒーローはウェリントン公に従い10年に渡ってヨーロッパを転戦してきた軍人。しかし伯父といとこたちの死により領地を相続したため次の戦闘を終えたら帰国することに。彼の部下トムも跡取りでありながら領地と家族を放って戦場に赴いていたが、ヒーロー同様帰国が決まっていた。ヒーローはトムに自分にもしものことがあったら妹を頼むといわれる。トムは帰国することなく戦死した。
トムの妹であるヒロインは祖父の死に続いて兄の訃報を聞いて茫然自失する。そこへ遠縁の伯父一家が屋敷と領地を相続してやってきた。始めはヒロインを邪険に扱っていたが、ヒロインが多額の遺産を相続すると知った途端息子との結婚を迫ってきた。ヒロインの後見人は伯父一家に丸め込まれ、状況は日増しに切迫していった。そこへヒーローがトムとの約束を守るべくやってきた。
無責任な兄に代わって祖父と領地の面倒を見てきたヒロインは社交生活や淑女のたしなみとはあまり縁がなかった、そんなヒロインをヒーローが見初めてマイフェア・レディ・・・・・・かと思いきや、違いました。ヒロインを見初めたのヒーロー母のほうでしたwこの娘を息子の嫁に、ヒロインのことをたいして知らないうちから決めてますから。その頃ヒーローはといえば伯父一家の美しいけれど浅薄な娘に心惹かれていました。このヒーロー、若い頃惚れた美少女に「あなたのことは好きだけど、結婚するのはお金持ちと」なんていわれて振られたわりに学習しておりません。まあお金好きの女のひとりに振られたくらいで女はみんな金目当てなんだーなんて思い込むありがちヒーローよりはまだましかな。しかしこのヒーローのぼんくらぶりは作品の中盤過ぎても治らなくって、ちょっといらいらしました。戦地にいたため愛人が出てこなかったのはよかったですが。
そんなぼんくら息子を尻目にヒーロー母はヒロインにせっせと世話をやいて磨きをかけていきます。息子にふさわしい妻を姑が作り上げるなんて一歩間違うと恐ろしい話ですなー。このヒーロー母はヒロインにたいしてヒーローなんて目じゃないくらい理解があるのでいいですけど。
ヒロインはあれやこれやと責任を負っていたせいか誇り高く自立心が旺盛で頑固、一方で優しさと挑戦心にあふれ、頭もいいです。たまに馬鹿なこともしちゃうけど、反省も謝罪もできるので好感が持てます。
最後に互いの気持ちを確かめ合ったあと、他の女にのぼせ上がらないで、とヒロインにいわれて冷静沈着を自負しているヒーローが「のぼせ上がるだって、そんなこと生まれてこの方一度だってない!」といったすぐ後に、「今がそうだ。未来の花嫁に!」って苦々しく言ってるシーンが好きでした。ヒーローの性格が出てるなー。
エピローグを読む限りではヒーロー友人アイボ(犬・・・?)のスピンオフがありそうな思わせぶりなラストでした。読みたいよー。
ヒーローメロメロ度70
2007.11.10
奇妙な家庭教師 シルヴィア・アンドルー
久々にHQヒストリカルを読みました。初めて読んだ作家ですね。未読ですが「セラフィナ」が有名かな。
ヒロインは名門伯爵家の令嬢だが22歳の今も独身、社交界デビューしたときは引く手あまただったが心惹かれる人に出会わなかったため、今は父親の世話をして過ごしている。最近亡くなった伯母から家を遺されたヒロインは早速その家を見行くことにした。伯母はある一家が帰国したら6ヶ月だけその家を貸すようにするという不思議な遺言を遺していた。一家が戻るのはまだ先の予定、しかしヒロインが家に着くとそこには帰国したばかりの銀行家のヒーローとその二人の姪が既にいた。しかも彼らはヒロインを家庭教師と勘違いしていた。
もちろんタイトル通りヒロインは彼らの勘違いに乗じて家庭教師の振りをします。そして雇い主であるヒーローと惹かれ合っていくわけです。
ヒロインはとても好感の持てる女性でした、家庭教師に成りすますなんて酔狂なことをしておりますが、それ以外はいたってまともでした。素性を明らかにしてからも感じの悪いヒーロー義姉に対して礼儀正しく接していました。かわいいヒーロー姪たちとも仲良くしておりました。
一方ヒーローは最悪・・・・・・。ヒストリカルにありがちな不届な設定愛人がいます。巻頭から登場し、手を切るのは残り20ページをきってから。こんなどあほうは捨てちゃってください<ヒロイン
ヒロイン家庭教師をしていた頃はもちろん、ヒロインの素性が明になり、ヒロインを愛しているけど結婚するのはいやだ、とヒロインと物別れになってからも会っていたようです。つまり作中ずっと。ヒロインと出会ってからも他の女と関係を持ち続けるなんてヒーローと呼びたくないYO!!
ヒロインのこと当初は家庭教師だと軽く見てたけど、ヒーロー別に貴族じゃないし、銀行家ってせいぜい紳士階級じゃないの??二人に身分差は存在しないのでしょうか。身分関係って作品ごとに基準が違うからいまいちわからんのです。
ヒーロー愛人の存在が許せるのならそれ以外はわりと面白く読めます。ヒロイン兄とヒーロー姪がカップルになるんですが、姪はまだ16歳。うーんヒストリカルならではですね。
HOTなシーンは控えめでしたね。ヒストリカルで簡単に関係を持ってしまう無責任ヒーローと無思慮ヒロインはあまり好きではないので、その点はよかったです。まあコンテンポラリーでも避妊も病気もまるで考えてないカップルはいっぱいいますけど。
ヒロインは名門伯爵家の令嬢だが22歳の今も独身、社交界デビューしたときは引く手あまただったが心惹かれる人に出会わなかったため、今は父親の世話をして過ごしている。最近亡くなった伯母から家を遺されたヒロインは早速その家を見行くことにした。伯母はある一家が帰国したら6ヶ月だけその家を貸すようにするという不思議な遺言を遺していた。一家が戻るのはまだ先の予定、しかしヒロインが家に着くとそこには帰国したばかりの銀行家のヒーローとその二人の姪が既にいた。しかも彼らはヒロインを家庭教師と勘違いしていた。
もちろんタイトル通りヒロインは彼らの勘違いに乗じて家庭教師の振りをします。そして雇い主であるヒーローと惹かれ合っていくわけです。
ヒロインはとても好感の持てる女性でした、家庭教師に成りすますなんて酔狂なことをしておりますが、それ以外はいたってまともでした。素性を明らかにしてからも感じの悪いヒーロー義姉に対して礼儀正しく接していました。かわいいヒーロー姪たちとも仲良くしておりました。
一方ヒーローは最悪・・・・・・。ヒストリカルにありがちな不届な設定愛人がいます。巻頭から登場し、手を切るのは残り20ページをきってから。こんなどあほうは捨てちゃってください<ヒロイン
ヒロイン家庭教師をしていた頃はもちろん、ヒロインの素性が明になり、ヒロインを愛しているけど結婚するのはいやだ、とヒロインと物別れになってからも会っていたようです。つまり作中ずっと。ヒロインと出会ってからも他の女と関係を持ち続けるなんてヒーローと呼びたくないYO!!
ヒロインのこと当初は家庭教師だと軽く見てたけど、ヒーロー別に貴族じゃないし、銀行家ってせいぜい紳士階級じゃないの??二人に身分差は存在しないのでしょうか。身分関係って作品ごとに基準が違うからいまいちわからんのです。
ヒーロー愛人の存在が許せるのならそれ以外はわりと面白く読めます。ヒロイン兄とヒーロー姪がカップルになるんですが、姪はまだ16歳。うーんヒストリカルならではですね。
HOTなシーンは控えめでしたね。ヒストリカルで簡単に関係を持ってしまう無責任ヒーローと無思慮ヒロインはあまり好きではないので、その点はよかったです。まあコンテンポラリーでも避妊も病気もまるで考えてないカップルはいっぱいいますけど。
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