2007.11.07
いつの日にか君と ジュディス・マクノート
前作「パラダイスを君に」のスピンオフとなります。ヒーロー同士が親友ということで、前作のヒーロー・マットがヒロインだったメレデスとの幸せな結婚生活を披露しております。
ヒロインは生まれてすぐに捨てられ、いくつかの不運が重なって里親と施設を行ったり来たりしながら育つが、11歳のときテキサスの田舎町に暮らす愛情深い牧師一家に引き取られる。ようやく家庭を見つけたヒロインは以後家族のためにパーフェクトないい子を目指す。大人になってからは教師となり、様々な慈善活動にも力を入れていた。
ヒーローは地方都市の名家に生まれるが、両親は既に他界し、弟が自殺した18歳のとき誤解が元で祖母に家を追い出され、ハリウッドに行く。そこで俳優そして監督としても成功を収める。仕事はうまくいっているものの何かが足りないと感じ、家庭を持とうと女優と結婚するが、野心家な妻との結婚はすぐに行き詰った。その妻の浮気現場を目撃した翌日、映画撮影の最中に妻が小道具の拳銃に装填された実弾に当たり死亡する。ヒーローは容疑者として起訴され45年の懲役刑を受ける。5年後ヒーローは刑務所から脱獄するも計画が狂い、たまたまその場に居合わせたヒロインを人質にとって逃亡することに。
期待が高すぎたんでしょう、いまひとつでした。毎度毎度文句ばっかりで申し訳ない。
まず主人公二人にあまり好感も共感も抱けなかったです。
ヒーローが特に受け付けないですね。放蕩一家に生まれて本人もそれなりに遊んでて、そこを追われたあともハリウッドの享楽に身を置いていたような人が、作者の意図するような高潔な人物になるんでしょうか。とっても疑問です。殺人は無実にしろ脱獄囚という立場で処女ヒロインを誘惑して避妊もしないでセックスするなよ。なんなんでしょうその無責任さは。ヒロインもヒロインですけど。逃亡中の彼の言動は自己中心的でヒロインの立場や気持ちを考えていない時が多いです。一応あとで反省するんですけど。出所したあとヒロインへのあてつけに自分に惚れてる女優を利用してたけど、ヒロインとよりを戻したときなんかフォローしてました??彼女は使い捨てかい??
ヒロインはそれまでいい子でいた反動か、ずいぶんはじけてますね。最初にヒーローの無実信じたのって、こんなに魅力的で知性のある人がするはずない、なんていう随分ミーハーな根拠でした。ちびデブで、いかにも人相悪そうだったら絶対信じてなかったですね。命がけで助けようとしたヒーローを見てからはそれなりの根拠を持って信じていたはずなのに、2度ほど揺さぶられたらあっという間に不信が取って代わります。簡単に信じちゃうのは馬鹿だとは思うけど、ロマンスのヒロインなんだから仕方ないかと思いますが、同じくらい簡単に裏切ってしまうのは、なんかどうなんでしょう。
やたらと実在の有名人の名前が出てくるのがちょっと鬱陶しかったです。(グレン・クローズは好きだけど彼女のラヴシーンなんて「危険な情事」以来存在した??)最後に結婚が決まってからの話が長々あるんですが、それ自体はラヴラヴ大好きな私としては大いに歓迎なんですが、有名人を出してみたり、町中がヒロインを溺愛してたり、なんかちょっと浮つきすぎてて読んでるこっちが気恥ずかしくなりました。ヒロイン父の禁欲の説教はよかったですw普通娘を誘拐した男となんて絶対許さないだろ、とは思いますが。
ヒーローの不仲な家族を取り持とうとするヒロイン、やるだろ思ったけどやっぱり。ヒーロー祖母のいやったらしい謝り方にげんなりしました。ヒーロー、祖父のことかばってるけど、12歳の孫に娼婦をあてがうなんて完全に性的虐待でしょうよ。もともともそんな感じでとてもまともな家庭とはいえないのに、そんな簡単に和解できるもんですかね。
サイドストーリーとしてはヒロイン兄とヒロイン親友の夫婦の元鞘話があるんですが、最初にあおっていたほど盛り上がらないままさっさとくっついてしまいました。もうちょっとひねりがあってもよかったのでは。ヒロイン親友のキャラがよかっただけに残念でした。
ヒーローの刑務所友人ドミニクって結局どうなったんでしょうか??読み逃したのかもしれないけど彼のその後ってありました??生霊??
全体的に話が長く、様々なエピソードが挿入されているわりにそれらが有機的に結びついていない感じがして読んでいてもどかしかったです。うまい作家なので、期待のレベルが高くなってしまうので余計にそう感じたのかも。
この作品のさらにスピンオフが「夜は何をささやく」になります。今回ヒロインに振られたFBI捜査官が出ています(主役ではない)。今回は潔い振られ男で好感が持てましたけど、「夜は何をささやくでは」ものすごく感じが悪くてむかついた記憶があります。読んだの随分前なんで不確かですが、相手の女性(ヒロイン姉だったと思う)を散々犯人だと疑っておきながらたいして謝りもしないで彼女とうまくいくという、私のもっとも嫌いなパターンでした。
「パラダイスを君に」は、ヒーローはたいへん素敵だったんですが、ヒロインがすごく嫌いなタイプでした。毒になる父親と共依存していて、最後の最後まで「父は私を守るためにしたの」って・・・・・・。あなたの父親は愛より支配欲と所有欲のほうが勝ってますが。父親がたいして罰を受けないのも納得いかなかったです。
ヒロインは生まれてすぐに捨てられ、いくつかの不運が重なって里親と施設を行ったり来たりしながら育つが、11歳のときテキサスの田舎町に暮らす愛情深い牧師一家に引き取られる。ようやく家庭を見つけたヒロインは以後家族のためにパーフェクトないい子を目指す。大人になってからは教師となり、様々な慈善活動にも力を入れていた。
ヒーローは地方都市の名家に生まれるが、両親は既に他界し、弟が自殺した18歳のとき誤解が元で祖母に家を追い出され、ハリウッドに行く。そこで俳優そして監督としても成功を収める。仕事はうまくいっているものの何かが足りないと感じ、家庭を持とうと女優と結婚するが、野心家な妻との結婚はすぐに行き詰った。その妻の浮気現場を目撃した翌日、映画撮影の最中に妻が小道具の拳銃に装填された実弾に当たり死亡する。ヒーローは容疑者として起訴され45年の懲役刑を受ける。5年後ヒーローは刑務所から脱獄するも計画が狂い、たまたまその場に居合わせたヒロインを人質にとって逃亡することに。
期待が高すぎたんでしょう、いまひとつでした。毎度毎度文句ばっかりで申し訳ない。
まず主人公二人にあまり好感も共感も抱けなかったです。
ヒーローが特に受け付けないですね。放蕩一家に生まれて本人もそれなりに遊んでて、そこを追われたあともハリウッドの享楽に身を置いていたような人が、作者の意図するような高潔な人物になるんでしょうか。とっても疑問です。殺人は無実にしろ脱獄囚という立場で処女ヒロインを誘惑して避妊もしないでセックスするなよ。なんなんでしょうその無責任さは。ヒロインもヒロインですけど。逃亡中の彼の言動は自己中心的でヒロインの立場や気持ちを考えていない時が多いです。一応あとで反省するんですけど。出所したあとヒロインへのあてつけに自分に惚れてる女優を利用してたけど、ヒロインとよりを戻したときなんかフォローしてました??彼女は使い捨てかい??
ヒロインはそれまでいい子でいた反動か、ずいぶんはじけてますね。最初にヒーローの無実信じたのって、こんなに魅力的で知性のある人がするはずない、なんていう随分ミーハーな根拠でした。ちびデブで、いかにも人相悪そうだったら絶対信じてなかったですね。命がけで助けようとしたヒーローを見てからはそれなりの根拠を持って信じていたはずなのに、2度ほど揺さぶられたらあっという間に不信が取って代わります。簡単に信じちゃうのは馬鹿だとは思うけど、ロマンスのヒロインなんだから仕方ないかと思いますが、同じくらい簡単に裏切ってしまうのは、なんかどうなんでしょう。
やたらと実在の有名人の名前が出てくるのがちょっと鬱陶しかったです。(グレン・クローズは好きだけど彼女のラヴシーンなんて「危険な情事」以来存在した??)最後に結婚が決まってからの話が長々あるんですが、それ自体はラヴラヴ大好きな私としては大いに歓迎なんですが、有名人を出してみたり、町中がヒロインを溺愛してたり、なんかちょっと浮つきすぎてて読んでるこっちが気恥ずかしくなりました。ヒロイン父の禁欲の説教はよかったですw普通娘を誘拐した男となんて絶対許さないだろ、とは思いますが。
ヒーローの不仲な家族を取り持とうとするヒロイン、やるだろ思ったけどやっぱり。ヒーロー祖母のいやったらしい謝り方にげんなりしました。ヒーロー、祖父のことかばってるけど、12歳の孫に娼婦をあてがうなんて完全に性的虐待でしょうよ。もともともそんな感じでとてもまともな家庭とはいえないのに、そんな簡単に和解できるもんですかね。
サイドストーリーとしてはヒロイン兄とヒロイン親友の夫婦の元鞘話があるんですが、最初にあおっていたほど盛り上がらないままさっさとくっついてしまいました。もうちょっとひねりがあってもよかったのでは。ヒロイン親友のキャラがよかっただけに残念でした。
ヒーローの刑務所友人ドミニクって結局どうなったんでしょうか??読み逃したのかもしれないけど彼のその後ってありました??生霊??
全体的に話が長く、様々なエピソードが挿入されているわりにそれらが有機的に結びついていない感じがして読んでいてもどかしかったです。うまい作家なので、期待のレベルが高くなってしまうので余計にそう感じたのかも。
この作品のさらにスピンオフが「夜は何をささやく」になります。今回ヒロインに振られたFBI捜査官が出ています(主役ではない)。今回は潔い振られ男で好感が持てましたけど、「夜は何をささやくでは」ものすごく感じが悪くてむかついた記憶があります。読んだの随分前なんで不確かですが、相手の女性(ヒロイン姉だったと思う)を散々犯人だと疑っておきながらたいして謝りもしないで彼女とうまくいくという、私のもっとも嫌いなパターンでした。
「パラダイスを君に」は、ヒーローはたいへん素敵だったんですが、ヒロインがすごく嫌いなタイプでした。毒になる父親と共依存していて、最後の最後まで「父は私を守るためにしたの」って・・・・・・。あなたの父親は愛より支配欲と所有欲のほうが勝ってますが。父親がたいして罰を受けないのも納得いかなかったです。
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