2007.09.14

あやまちは愛 トレイシー・アン・ウォレン

トレイシー・アン・ウォレンはこれがデヴュー作なんですかね??期待して読んだんですけどねー。いろいろ引っかかるところがありすぎて・・・・・・。

ヒロインは伯爵令嬢。双子の姉がヒーローであるラエバーン公爵と婚約しているにもかかわらず結婚式当日になって結婚を嫌がり、ヒロインに自分の身代わりを押し付ける。ヒロインは以前からヒーローを好きだったため姉の振りをして結婚する。

ロマンス小説ではヒロインの姉妹が性悪というのは定石ですが、人がいいはずのヒロインの性格までひどいと読むのがつらいです。ヒロインはいわゆる悪女系ではないのですが、罪の意識が薄いという点に関しては性悪姉といい勝負です。
とにかく自分の気持ちと立場が最優先なんですよ。ばれるのを恐れているけれど、それはヒーローの気持ちを思いやってというよりは自分がひどい目にあいたくないからっていうのが透けて見えるんです。ヒロインが入れ替わったのはヒロインとその家族の勝手な都合(結婚前にヒーローからもらった支度金を既に使ってしまっていることなど)に過ぎないのに。
本人は悲劇のヒロインを気取ってるけど、けっこうあつかましいタイプです。ヒーロー弟にばれたときも事実を告白するのかと思いきや「言わないで」ってあんた・・・・・。その後ヒーローにヒーロー弟との仲を疑われたときもヒーロー弟の立場などまるで考えず自分のことしか考えてないし。とうとうヒーローにばれたときも身勝手な懇願してるし・・・・・・。離婚するといわれて家出した先はヒーローの別荘だし、わざとか??
極めつけは愛を確認して改めて結婚もした後になってヒーローを試したこと。お前はそんなことできる立場じゃないだろー!!ヒーロー本当にこんなな女でいいですか??
鬱陶しいことこの上ないヒロインに比べるとヒーローは影が薄かったなー。嘘がばれたときにヒロインを徹底的に突き放したのはよかったです。普段はヒロインの味方なんですけど、今回はぜんぜん同情できなかったから。
この作品もお約束のように三部作<またかー
でもちゃんと一作目から翻訳されてます。次回作はなんと今回登場した性悪姉がヒロイン!!性格がいいはずの妹ですらこんな調子なのに大丈夫かー??

以下に大丈夫ではなかった第2作目について加筆続きを読む