2008.08.19
春の妖精 シャーロット・ラム
春の妖精(R−1460) シャーロット・ラム
シャーロット・ラムは初期から活躍する作家の一人です。正直にいうとものすごーく苦手な作家の一人です。「渚のノクターン」は記憶しているHQ作品では、ワースト3には入るほどです。読んでいてひどく気持ちの悪い作品でした。何冊かトライしたんですが、どうも肌が合わず苦手意識だけが残っています。
この作品はヒーローの一人称ということもあって、シャーロット・ラムのいつもの作風とは少々違うので読めました。
ヒーローは、父親の後を継ぎ祖父の代から続く銀行の経営者。大邸宅に執事夫妻と住み、美しい恋人もいる。そんな彼の元に見知らぬ女性から電話が入る。「あなたの母親に会いに来て欲しい」、電話の相手は老人相手に下宿を開いているヒロインからだった。ヒーローが10歳のときに男とともに家を出たヒーロー母、ヒーロー父は彼女を死んだものとし、ヒーローもそう思ってきた。25年も経って会いたいなどといわれても腹立たしいだけだった。しかしヒロインはそんなヒーローをものともせず、会社にまで乗り込んできてヒーローを説得しようとした。
これがヒロイン視点だったらいつもどおりの傲慢ヒーローなんでしょうね。しかしヒーロー視点なので、ヒロインに出会って以降のヒーローの動揺っぷりが余すとこなく描かれています。
ヒーローは巻頭から上に立つものとしてまるでなっちゃいないところを見せてくれます。部下の名前も覚えないわ、怒鳴りつけて萎縮させるわ、ヒーローのもとで辛抱強く働いてくれているミズ・ローパーに対しても不遜極まりない態度。こんな男が経営者じゃ、長くないね。それにしても、ミズ・ローパーはどうしてこんな不愉快な上司に我慢しているのでしょう。実はコーヒーにこっそり雑巾絞ったりして憂さを晴らしているんでしょうか。そうだとしても許しますw
ヒーローの恋人はお約束、美人で金持ちで性格悪いwヒーローは相手の本性を知らず、いずれ結婚してもいいかななんて考えてます。この恋人は確かにすごい性格でしたが、ヒーローも彼女を非難できるような人格者じゃないだろー。むしろ同じ穴の狢だったんじゃ・・・。
ヒロインは両親が事故で亡くなったあと、幼い弟妹を育てるため自宅を下宿にして老人たちを受け入れています。その一人がヒーロー母。ヒロインはわれに正義ありとばかりに母親を許さないヒーローを非難していますが、ヒーロー母は自業自得でしょ。夫が冷たい人間で結婚生活が破綻してたとしたって子供を捨てるいいわけにはならないでしょ。夫が父親としても問題あることはわかっていただろうに、何で男を作ってる暇があるなら母子でやっていこうとしなかったんでしょうねぇ。年取って病気になったら何でも許されるの??大体この母は何もしてないんだよね、息子に会いたいって大家に言ってるだけ。流されやすくて、他力本願な人なんでしょうね。
ヒロインだって親を失う辛さは知っていて、弟妹の心の傷には思い遣っているのに、ヒーローの境遇にはまるで配慮なし。いくらなんでも不公平じゃない??
気に入らない点はありますが、スクルージのようなヒーローがだんだん人間味を取り戻して、初めての恋に右往左往するさまは、おかしくも切なくなります。でもヒーローあの下宿で暮らしていけるのかー??大体新婚さんの住むスペースなんてあるの??ヒロインといちゃつこうにも、すぐに邪魔が入りそうだし、1週間と持たないじゃ・・・。このヒーローなら隣の土地を買収して新居を立てちゃいそう。
ヒーローメロメロ度90
シャーロット・ラムは初期から活躍する作家の一人です。正直にいうとものすごーく苦手な作家の一人です。「渚のノクターン」は記憶しているHQ作品では、ワースト3には入るほどです。読んでいてひどく気持ちの悪い作品でした。何冊かトライしたんですが、どうも肌が合わず苦手意識だけが残っています。
この作品はヒーローの一人称ということもあって、シャーロット・ラムのいつもの作風とは少々違うので読めました。
ヒーローは、父親の後を継ぎ祖父の代から続く銀行の経営者。大邸宅に執事夫妻と住み、美しい恋人もいる。そんな彼の元に見知らぬ女性から電話が入る。「あなたの母親に会いに来て欲しい」、電話の相手は老人相手に下宿を開いているヒロインからだった。ヒーローが10歳のときに男とともに家を出たヒーロー母、ヒーロー父は彼女を死んだものとし、ヒーローもそう思ってきた。25年も経って会いたいなどといわれても腹立たしいだけだった。しかしヒロインはそんなヒーローをものともせず、会社にまで乗り込んできてヒーローを説得しようとした。
これがヒロイン視点だったらいつもどおりの傲慢ヒーローなんでしょうね。しかしヒーロー視点なので、ヒロインに出会って以降のヒーローの動揺っぷりが余すとこなく描かれています。
ヒーローは巻頭から上に立つものとしてまるでなっちゃいないところを見せてくれます。部下の名前も覚えないわ、怒鳴りつけて萎縮させるわ、ヒーローのもとで辛抱強く働いてくれているミズ・ローパーに対しても不遜極まりない態度。こんな男が経営者じゃ、長くないね。それにしても、ミズ・ローパーはどうしてこんな不愉快な上司に我慢しているのでしょう。実はコーヒーにこっそり雑巾絞ったりして憂さを晴らしているんでしょうか。そうだとしても許しますw
ヒーローの恋人はお約束、美人で金持ちで性格悪いwヒーローは相手の本性を知らず、いずれ結婚してもいいかななんて考えてます。この恋人は確かにすごい性格でしたが、ヒーローも彼女を非難できるような人格者じゃないだろー。むしろ同じ穴の狢だったんじゃ・・・。
ヒロインは両親が事故で亡くなったあと、幼い弟妹を育てるため自宅を下宿にして老人たちを受け入れています。その一人がヒーロー母。ヒロインはわれに正義ありとばかりに母親を許さないヒーローを非難していますが、ヒーロー母は自業自得でしょ。夫が冷たい人間で結婚生活が破綻してたとしたって子供を捨てるいいわけにはならないでしょ。夫が父親としても問題あることはわかっていただろうに、何で男を作ってる暇があるなら母子でやっていこうとしなかったんでしょうねぇ。年取って病気になったら何でも許されるの??大体この母は何もしてないんだよね、息子に会いたいって大家に言ってるだけ。流されやすくて、他力本願な人なんでしょうね。
ヒロインだって親を失う辛さは知っていて、弟妹の心の傷には思い遣っているのに、ヒーローの境遇にはまるで配慮なし。いくらなんでも不公平じゃない??
気に入らない点はありますが、スクルージのようなヒーローがだんだん人間味を取り戻して、初めての恋に右往左往するさまは、おかしくも切なくなります。でもヒーローあの下宿で暮らしていけるのかー??大体新婚さんの住むスペースなんてあるの??ヒロインといちゃつこうにも、すぐに邪魔が入りそうだし、1週間と持たないじゃ・・・。このヒーローなら隣の土地を買収して新居を立てちゃいそう。
ヒーローメロメロ度90
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